機体の相場

農薬散布ドローンの価格は、低価格なもので80万円ほど、高価格なものでは500万円ほどとなっています。

メーカーや性能によって機体の価格は異なりますが、100～350万円が相場です。購入する際は機体の価格ばかりに注目せず、機能性や安全性を重視しましょう。

用途や安全性に過不足がないドローンであれば、作業の効率化を十分に図ることができるので、導入する目的と環境に合わせて機体を選択することが大切です。

機体以外に必要な費用

農薬散布ドローンを長期的かつ安全に使用するためには、機体の購入費用以外にも、様々なコストが必要となります。

・保険料

空中を飛行させる農薬散布ドローンには、機体が墜落するリスクが常にあります。農業にドローンを導入するなら、万が一に備えて、対人保険や対物保険、動産保険などの任意保険の加入が欠かせません。ドローンの種類によっては、購入時から1年間は無償で加入できる保険がついている場合もあるので、購入する際に必ず確認しましょう。

また、無償期間が過ぎたあとには、任意保険に加入する必要があるので、無保険の期間が発生しないように注意が必要です。保険料の相場は、7～15万円となっています。

・ドローンスクールの講習費用

ドローンを使った農薬散布を行うには、国土交通省へ「危険物輸送」と「物件投下」の申請を行い、承認を得なければなりませんが、一定の飛行実績がなければ、そもそも申請自体を行うことができません。そのため、農薬散布に必要なドローンの知識と技術を身につけるために、ドローンスクールに通う必要があり、講習費用として20～30万円ほどかかります。

・メンテナンス費用

ドローンを長期間にわたり安全に使用するためには、日々の点検の他にも、定期的なメンテナンスが必要となります。また、農林水産航空協会から認定を受けた機体の場合は、1年に1度の定期点検が必須となっており、料金はメンテナンスを行う整備事業所によって異なりますが、6～10万円が相場です。

兵庫や鳥取エリアで農業の効率化を図るために農薬散布ドローンを導入したい方は、ばぁどドローンまでご相談ください。ばぁどドローンでは農薬散布をはじめドローン販売にも対応しております。お気軽にお問い合わせください。